歩行・走行の基礎知識とリハビリ現場での臨床応用
歩行・走行の基礎知識とリハビリ現場での臨床応用
終了しました
今回は、園部俊晴先生と西守 隆先生の両先生にご講演いただきます。両先生ともに歩行と走行について精通した研究者であり、臨床でもあります。
午前の部は園部先生に「歩行の基礎知識・動作分析・治療の実際」と題して、歩行を中心にお話いただき、続いて午後の部は西守隆先生に「ランニングの最新の知見と指導方法の実際、そして臨床への活かし方」 と題してランニングについてお話いただきます。
明日からの臨床に役立つ、当研究会自信を持って推奨できる講演です。是非、ご参加下さい。
過去の講演や実際の治療場面の映像を下記に掲載してあります。
ぜひご覧頂き、参考にしていただければと思います。
先着順にて応募受付中とさせて頂きます。あらかじめご了承下さい。
※本講演はPT協会専門理学療法士のポイント申請はできません。あらかじめご了承ください。
午前の部 「歩行の基礎知識・動作分析・治療の実際(患者を変えなきゃ、意味がありません!)」
<講師紹介>
園部俊晴先生(関東労災病院 中央リハビリテーション部 主任理学療法士)
足・膝・股関節など、整形外科領域の下肢障害の治療を専門としている。故、入谷誠の一番弟子。一般の患者様からスポーツ選手まで幅広く支持され、多くの一流アスリートや著名人などの治療も多く手掛ける。身体の運動連鎖や歩行に関する研究および文献多数。「スポーツ外傷・障害の術後のリハビリテーション」「医療従事者のための効果的な文章の書き方」など著書多数。新聞、雑誌、テレビなどのメディアにも多く取り上げられる。また、運動連鎖を応用した治療概念は、専門家からの評価も高く全国各地で講演活動を行う。
<講演概要>
整形外科疾患の多くの患者様が、歩行を中心とした動作のメカニカルストレスによって障害を引き起こしています。また麻痺性疾患においても「歩きたい」という要望が最も多いニーズとして挙げられます。こうしたことから我々療法士は、最も歩行に精通していないといけない職業であり、また最も歩行を変化させられる職業でなければなりません。
近年歩行の基礎知識や、動作分析のセミナーが頻繁に行われていますが、我々は実学として患者の歩行から問題点を抽出し、実際にその場で変える力を修得しなければなりません。医療現場では、いくら知識があっても、実際に目の前の患者が変わらなければ何の意味もないからです。
実学としての歩行に関する知識と技術を身につけるためには、まずは身体のメカニカルストレスがどのように決定されているのかを力学的に理解することが必要です。このことを理解するために、今回は以下の項目で臨床映像を交えて講演致します。
1.歩行時の「モーメントの考え方と捉え方」
2.歩行の運動連鎖
3.歩行の見方とその意義
4. 歩行の変え方
この内容を解説付きで動画にまとめました。企画の理由も含め、この講演の重要性をご理解頂けると思います。是非、是非、下記のURLでご覧ください。
午後の部 「ランニングの最新の知見と指導方法の実際、そして臨床への活かし方」
<講師紹介>
西守 隆 先生(関西医療学園専門学校 理学療法学科 教務部長)
平成8年 関西医療学園専門学校 理学療法学科卒業 大阪府内のPL病院(総合病院)勤務
平成13年関西医療学園専門学校で教鞭をとる 大阪体育大学 スポーツ科学研究科に入学、歩行と走行についてのバイオメカニクス的解釈を研究
現職は関西医療学園専門学校 理学療法学科 教務部長
スポーツ科学博士 歩行や動作分析に関する著作
メジカルビュー社の「臨床歩行分析ワークブック」
近日,理学療法士による動作分析に関する書籍を発刊予定
<講演概要>
近年、走行の研究から、「アスリートと、そうでない選手とは、走行フォームで何が違うのか」「筋肉の発達にはどのような相違があるのか」など様々なことが分かってきました。昔と異なり、日本人スプリンターも世界と台頭してきたのにはこういった知見を活かしてきた背景があります。
こうしたことから、今回、走行についての近年の知見、実際にアスリートはどのような指導を受けているのか、どのようなエクササイズを行っているのか、といったことについて西守隆先生にご講演いただきます。走行はスポーツにおいて最も基本的な動作の一つです。しかしこの基本的な動作を紐解いていくと、様々なランニングフォームの選手がおり、そして障害の発生メカニズムやその改善方法も理解しやすくなります。さらに、歩行・走行だけでなく、これらの知識が多くの動作に応用できることがわかると思います。
開催日程など詳細
日時:平成28年11月6日(日)10:00~16:00 予定
午前の部 10:00〜12:30(園部 俊晴 先生)
午後の部 13:30〜16:00(西守 隆 先生)
会場:発明会館(東京都港区虎ノ門2丁目9−14)
参加費:5,400円
誰でも参加可能です.参加資格は先着順とさせて頂きます。あらかじめご了承下さい。
申込方法
終了しました
参加の可否にかかわらずe-mailにて報告します。
undouki@ac.auone-net.jp よりメールにて連絡いたしますので
携帯電話でお申し込みの方は必ず受信可能に設定をしてください。
受信設定をされずにメール受信が不可能な場合の責任は負いかねます。
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